車に詳しくない人でも、簡単に作業が可能なタイヤ交換。
しかし、素人でありがちなトラブルとして、ハブボルトが折れる事象があります。
トラブル時は、車は動かしてよいか、工賃がどのくらいかかるか、たくさんの不安が襲ってきます。
ここでは実体験を基に、ハブボルトが折れた時の交換工賃と暫定対応をまとめました。
タイヤのハブボルト（ナット）が折れてしまった！原因は？走行しても大丈夫？
ハブボルトが折れる原因の大半はタイヤ交換時の締めすぎ
タイヤ交換の際、最後に足で踏んでナットを締める人も多いはず。
この時、足でかける力が強くなりすぎてしまうと、ホイールをはめるボルト（通称：ハブボルト）が折れてしまうことがあります。
あまり起こる事象ではありませんが、私の場合はおよそ10回目くらいのタイヤ交換で起きてしまいました。
誰にでも起こりえるトラブルなので、冷静に対処しましょう。
ハブボルト1本くらいであれば近距離は走っても問題なし！長距離や高速走行は避けよう
私の場合は5欠（5本あるタイヤのハブボルト）の内、1本が折れてしまいました。
他の4本はしっかりしまっていたので、近距離の走行は問題ありませんでした。
ただし、間違いなく耐久性には欠けます。
できるだけ修理が完了するまで、車に乗ることは控えましょう。
【実体験】タイヤ交換時にハブボルトが折れてしまった！交換工賃を相見積もりしてみた
実際にハブボルトが折れたときに相見積もりした結果をまとめました。
私の車は10年落ちのトヨタ車のため、相見積もり先はトヨタ系ディーラーとカー用品店です。
【ディーラー（トヨペット）】交換工賃は不明。預かり前提の作業（暗に断られる）
まずは近所のトヨペット店に見積もり依頼をしました。
担当者の応対はよかったものの、まずは見積もりのためにPIT作業の予約を依頼されました。
直近でPIT作業の空きもなく、預かり前提の作業とのことで、できれば作業したくない感が伝わってきました。
【ディーラー（ネッツ）】交換工賃は不明。公道走行不可のため積載車での搬入を（暗に断られる）
次は、ネッツ店に見積もり依頼しました。
ハブボルトが折れた状態での走行は不可のため、自分で積載車を手配して持ち込み、かつ預かり前提での作業とのことでした。
明らかに対応したくない感を全面に出された応対でした。
【オートバックス】交換工賃は5500円。別途ハブボルト部品の手配が必要（1本150円）
対して、近所のオートバックスさんは良心的。
電話で見積もり依頼をしたところ、一度折り返しのお電話となったものの、1～2時間程度の作業で5500円とのこと。
作業時間は不透明と言いながらも、安心できる対応でした。
【総額は想定より高額】ハブボルト交換をオートバックスに依頼してみた！
作業時間は2時間ほど。総額は9000円（作業工賃+ハブボルト+ナット）
相見積もりの結果、対応と作業工賃ともに良心的であったオートバックスさんに作業依頼を致しました。
一度来店し、作業の予約と内容を確認し、作業日に再度来店。
総額はおよそ9000円でした。
ハブボルト自体は1本200円ほどでしたが、折れたハブボルトがナットに詰まっていたため、ナットを3000円で新規購入しました。
私の車の場合、他のナットも締め付けすぎで外すことができず、結果的には切断したとのこと。
オートバックスさん、大変お手間をおかけいたしました。ありがとうございます。
【注意点】ハブボルトは1本交換するなら全部交換しよう。工賃の差はなし！
ハブボルトはブレーキ関連の部品などを外して取り付けるもの。
そのため、1本交換しても、1つのタイヤについているすべてのハブボルト（4本もしくは5本）を交換しても、作業工賃に差はありません。
よって、ハブボルトを交換するときは、全部まとめて交換するようにしましょう。
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